日本医科大学2年生の中村佑介です。
ブログ更新、大変遅くなったことをお詫び申し上げます。
11月23日、千葉県市川市にある新井小学校まで訪問し、BLS講習会を行いました。
毎年、市川市のお母さま方は熱心に講習を受けていただいてるので、
みん救としても楽しく、講習させていただいています。
今回は2点、皆さんに伝えたいことがあります。1つは人工呼吸についての話、もう1つはAEDの話です。
今回は10時半から3時間半みっちりコースだったので、いつもより長めに人工呼吸の時間を取りました。
成人向けのCPRを教える際、人工呼吸を習得してもらうことはハンズオンリーCPRだけ教えればいいんじゃないかという意見も、実際みん救の中にはあります。
しかし、今回の講習で目に見えてよくわかったことは、人工呼吸ができる人とできない人で講習を受けたことに対する満足度が大きく変わって、満足してる方がいつもより多かった。
満足度が大きかったという意味で、とてもみん救としてうれしく思っています。
講習時間にもよりますが、できるのであれば人工呼吸を行ったほうがいいのではないか、という風潮がみん救の中にあり、今後そのことを考慮に入れながら講習会のタイムスケジュールを立てていきたいと思います。
あと、もう一つの重要な課題が出てきました。AEDのショックボタンを押す前の安全の確認です。
みん救の方針として、「簡単にAEDが使えるんだ」ということを受講者に実際に感じてほしいために、「AEDは電源を入れて、AEDの音声に従えば簡単に使えます」という風に教えています。
ただし、AEDの音声だと、「ショックボタンを押してください」というだけなので、音声の指示にだけ真面目にやってしまうと、ショック前の安全の確認を怠り、二次災害を招いてしまう可能性があります。
今回の講習で、私のインストで、真面目過ぎて(とてもいいことです)、ショック前の安全確認を怠ってしまう方が二人ほどいらっしゃいました。
きちんと伝えきれていない私にも問題があると思うのですが、今後も同じようにやってしまう受講者も出てしまう可能性があるために、みん救の方針を少し変えて、次からの講習会に生かしたいと思います。
最後に、新井小学校に忙しい時間の中、講習を受けに来ていただいたお父様、お母様、そしてお子さん、どうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
日本医科大学2年
中村佑介
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