デブリーフィング&DASH勉強会

 1016()に、みん救前々代表の中垣達先生主催のデブリーフィング&DASH勉強会が千駄木校舎で行われました。

 

 今回の勉強会は、医療シミュレーショントレーニングにおける振り返り(デブリーフィング)およびその質を評価して改善に役立てるための手法(DASH)について理解し、DASHスコアシートを適切に利用してデブリーフィングの質を改善できるようになることが主な目的であり、2年生と3年生のみん救メンバー6人が参加致しました。

 

 デブリーフィングとは具体的にはシミュレーションにおける体験とその原因を系統的に振り返って考えることです。DASHDebriefing Assessment for Simulation in Healthcare)はデブリーフィングの質を系統的に評価し、改善に役立てるためにハーバード・シミュレーションセンター(Harvard Simulation Center)が開発した手法です。今回の勉強会では、実際に参加者がデブリーフィングの動画や参加者による実習をDASHスコアシート(評価者版・学習者版・インストラクター版)を用いて評価し、意見を交換することで、DASHスコアシートの利用法についても理解を深めることができました。

 

 今回デブリーフィングやDASHについて勉強した内容を理解し実践することは、人に物事を指導する上でとても大切なことであると感じました。この勉強会で学ばせていただいたことを後輩教育、さらには医師になってからの仕事においても活用していきたいと思います。また、毎年みん救で開催させていただいているBLS講習会やAdvanced BLSでもDASHによる評価を反映した質の高いデブリーフィングを行えるように心がけてまいりたいと思います。

 

  最後に、ご多忙の中、勉強会を開催してくださいました中垣先生、誠にありがとうございました。

 


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